風量制御装置

風量減少時の動力削減は省エネに直結しますので、効果的な風量制御装置を選定することが大変重要になってきます。

一般的に建物はピーク負荷で計算されることが多くその使用状況、一日の時間帯、季節によって負荷は大きく変動します。その負荷変動に従い空調機送風量を可変することができれば大きな省エネルギーに繋がります。

風量制御装置はスクロールダンパ・インレットベーン方式とインバータ方式などがあり、特にVAV制御(自動による可変風量制御)の場合は、省エネ性・制御性で優れているインバータ方式が採用されています。

それら制御方式による送風機軸動力を比較すると右のグラフとなります。

各制御方式の軸動力比較表
各制御方式の軸動力比較表

図は風量17,000m3/h、静圧130OPaの場合の風量比に対する各種風量調整装置の軸動力の低減状態を示す。

風量制御装置の種類と特長
種類 スクロールダンパ インレットベーン インバータ
対応送風機 シロッコファン シロッコファン・リミットロードファン 送風機種類の制限無し
特長 ダンパーをファンスクロールに添って内部に取り付け、それを動かすことにより吐出側の開口面積を可変させる。 吸い込み側に設置されたベーンの角度を可変させなが開口の面積を可変させる。 商用電源を一旦、直流に変換しインバータ回路で任意の周波数の交流に変換しモーターの回転数を可変させる。
回転数 一定 一定 可変
省エネ性
風量制御性
VAV制御対応
  スクロールダンパ インレットベーン インバータ