VAV/CAVユニット
特長
風量を直接検出する高精度、高信頼のカルマンうず風速センサを使用
DDCシステムの一部としてエアハン、中央監視との連動可能。
断熱防音材の内ばりや、穿孔プレートを内蔵し低騒音を実現。(SV/DVシリーズ)
制御機器は本体側面に取り付けてあるのでメンテナンスが容易。
VAV/CAV構造図
カルマンうず風速センサ
- 特長
誤差わずか1.5%のカルマンうず風速センサ※1
VAVシステムは、正確な風量を検出できるセンサがポイントです。VAV/CAVユニットに使用しているカルマンうず風速センサは理想的な比例特性を持っています。しかも、センサ内側には超音波(40kHz)の自己洗浄作用により、ほこりが付きません。
カルマンうずとは流体の中におかれた柱状の物体の下流に発生するうずのことで、その発生周波数は流速に比例しています。 下の関係式は広範囲のレイノルズ数(3×102から2×105)で成立するため、流体の温湿度の影響を受けず、高精度な測定が可能です。機械的な可動部分がないため信頼性も向上し、設計寿命M.T.T.F.=1×105時間(温湿度10°C95%)を実現しています。カルマンうずは、うずの流れと直交した超音波ビームの信号の変化によって検出されます。信号は専用LSIでデジタル的に処理され変換による誤差はほとんど生じません。
※1:AMCA風洞にてセンサ単体の精度を測定した結果で、風速0.3~25m/sにて誤差1.5%(F.S)というデータが得られております。
- カルマンうず発生周波数
F=S・v/d
S: ストロハル数≒0.2一定
v: 風速
d: うず発生用柱直径
カルマンうず風速センサ変換LSI
従来のハイブリッドIC(アナログ方式)を改良し専用LSI(デジタル方式)を開発しました。
信頼性と低風速での検出能力を改善しております。
従来のハイブリッドIC(アナログ方式)を改良し専用LSI(デジタル方式)を開発しました。
信頼性と低風速での検出能力を改善しております。